2012年12月11日火曜日

復興大学災害ボランティアステーション 主催シンポジウム


12月14日〜15日
復興大学災害ボランティアステーション 主催シンポジウム   が開催されます。


人と社会の脆さと  

大学生ボランティアの意義 


場所は東北学院大学 土樋キャンパスになります。


詳しくはこちらまで。





2012年11月29日木曜日

秋保収穫祭の様子

11月18日(日)に秋保収穫祭が行われ、ワンストップサービス仙台センターのコーディネーターの支援により、石巻の”木の屋石巻水産” ”珈琲工房いしかわ” ”雄勝硯生産販売協同組合”の3企業が「秋保地域からの復興支援」として参加を致しました。










































詳しい内容につきましては、ワンストップサービスHPをご覧ください。

2012年11月16日金曜日

12月3日開催 第52回Tohtechサロンのご案内 「復興を目指す地域企業の現状と展望」の紹介

12月3日(月)東北工業大学一番町ロビーにて、第52回Tohtechサロンが開催されます。
「復興を目指す地域企業の現状と展望」をテーマに、
東日本大震災で被害を受けた、石巻の企業の方々を講師としてお迎えし講演をいただくこととなりました。
是非、皆様のご参加をお待ちしております。

日 時: 12月3日(月) 18:00~19:30
場 所: 東北工業大学一番町ロビー 4階ホール
参加費: 無料
講 師: 株式会社 木の屋石巻水産 代表取締役社長 木村長努 氏
           株式会社 木の屋石巻水産 研究開発部 松友倫人 氏
     雄勝硯生産販売協同組合理事長 ・ ㈱澤村製硯 代表取締役 澤村文雄 氏
内 容: 講演会の詳しい内容につきましては、こちらからご覧ください。

申し込み・問合せ先:
東北工業大学 新技術創造研究センター 共同プロジェクト推進室
TEL:022-305-3810 FAX:022-305-3808 E-mail:proj-suishin@tohtech.ac.jp

また、11月30日(金)~12月5日(水)には東北工業大学一番町ロビーにおきまして
「地域復興のための共同プロジェクト12テーマ」及び「幼児向け防災グッズ開発」の紹介展を開催しております。
こちらも、是非ご覧ください。

11月18日 秋保収穫祭のご案内

11月18日(日)秋保里センターにて収穫祭が行われます。
この度、ワンストップサービスのコーディネーターが支援しております石巻の企業が出店を致します。
皆様のお越しをお待ちしております。

【ワンストップサービス支援企業出店内容

木の屋石巻水産:移動販売車による『鯨の竜田揚げ販売』『鯨の大和煮缶詰』を販売いたします。
また、カフェHACHIとコラボレーションした鯨の大和煮と秋保の野菜を使用した『石巻応援ドリア』の提供もございます。

コーヒー工房いしかわ:コーヒー豆にチョコレートをコーティングした『コーヒー豆チョコ』『石巻ブレンドコーヒー』を販売いたします。

雄勝硯生産販売協同組合『雄勝硯石の皿、ペーパーウエイト、ペンダント、アウトレット商品』の販売。
雄勝硯石の端材 チャリティー販売等を行います。


※収穫祭の詳しい内容につきましては、こちらをご覧ください。


2012年10月18日木曜日

食文化を考える 人と地域をつなぐプロジェクト 

ワンストップサービス仙台センターでは
“食文化を考える 人と地域をつなぐプロジェクト” を企画しております。
地域の豊かな食文化を継承し、更に発展させる事で、大きく被災をした宮城県や東北地方において、地域活性の一助となる事を目指すプロジェクトです。

地域が元気になること、生産者が元気であること、女性やお年寄りも参画し、やりがいを感じること、さらに子供達に豊かな食文化の担い手となってもらうこと・・・。


日本には豊かな食文化があふれています。
そのような食と生産、地域の産業の復興にむかってこのプロジェクトを進めて行きたいと思っております。


さて、
そのような背景の中、
私たちは先日石巻市にある鯨の大和煮で有名な 株式会社 木の屋石巻水産 さんとの打合せを行ってきました。
木の屋石巻水産様HPです。

木の屋のご担当者様とプロジェクトの打合せをしました
くじらのスティック竜田あげ 新しいくじら肉の商品です

鯨の大和煮です

高校生による新しいデザイン缶も登場しました(右端の缶)

仮説の店舗内には被災当時の様子から今までの復旧の道のりが掲載されています。



鯨をキーワードに、石巻の食文化を紹介し、宮城の水産文化の一部を知ってもらうためのセミナーを企画、食を通し、文化に触れてもらう事を目指しています。



12月3日には東北工業大学一番町ロビーにて、地元企業による復興の現状をお話ししていただく、パネルディスカッションを予定しています。(詳細は追ってUPします)
皆様に足を運んで頂けるとうれしいです。



このプロジェクトを進めるために、
多くの方のご協力とご賛同を頂ける事を願っております。











2012年9月28日金曜日

イノベーションジャパン2012 大学見本市

9月27日~28日に東京国際フォーラムにて「イノベーションジャパン2012 大学見本市」が開催されました。

復興大学を主管しいる東北工業大学から 
ライフデザイン学部 クリエイティブデザイン学科 准教 梅田 弘樹先生が考案した
“つみきめっと”が選出され、今回の大学見本市に出展しております。




















ワンストップサービスでは、当初よりプロジェクトに参加しておりました。

当日は、つみきめっとに興味を持っていただいた、製造関係や教育関係など沢山の業種の方が展示ブースにいらしてくださいました。


商品説明をする梅田准教授 (右側)

























*「つみきめっと」とは普段、家庭や幼稚園などで遊べる積み木のおもちゃだが、災害時には内側の部品(救護用品やペットボトルなどを入れられるショルダーバッグ)を取り出し、空いた空洞部を表にするように裏返すと、ヘルメット状防災頭巾になる。

現在、首都圏などの巨大地震に対して、防災用具の必要性は大きくなってきています。
日常使用しているモノが、災害時にも役立つという発想の「つみきめっと」は新しい防災デザインとして多くの人に認知されるよう、期待しています。

2012年9月24日月曜日

雄勝関連レポート

9月21日(金)、雄勝総合支所にて、仙台センターのコーディネーターと現在産業支援でご協力を頂いているNTTdocomo、東北復興支援室の方々と打合せをしてきました。
今回は雄勝石プロジェクトから派生し、産業面の基礎調査と言った段階です。




水産業は少しづつ 復旧が進み、養殖を再開する方が増えていますが、まだまだ軌道にのっているとは言えません。
行政との区画整備の問題や、防潮堤の議論もなかなかすすまないのが現状です。
これからも定期的に訪問し、議論を重ねて行きたいと思います。


下の写真は雄大な北上川の夕日です。
きれいでした。













2012年9月18日火曜日

復興大学の記事が紹介されました

9月17日(月)の日経新聞朝刊、第19面の大学関連の記事の中で、
「復興大学」の取り組みが紹介されました。

宮城県の大学連携の取り組みとして、21の学術機関が連携し4事業を展開するという記事が全国版に掲載されました。


主な内容としては4つの事業の紹介
・復興人材育成教育コース
・教育復興支援コース
・地域復興支援ワンストップサービス
・災害ボランティアステーション


教育コースでの授業の様子やワンストップサービスでの企業支援内容なども紹介を頂きました。

(9月17日 日経新聞 19面 掲載)


2012年9月14日金曜日

雄勝石プロジェクト 報告 No2

5月末に我々は雄勝町の雄勝硯の生産販売組合を訪問しました。

石には筋や節など多くの特徴が見られるそうです。
筋目は美しい模様にもなりますが、滑らかに加工する際は障害になる事もあるそうです。また節は非常に固く、切り出しの際に節にぶつかるとカットが難しいそうです。


横にながれているのが筋です
美しい筋目模様です


このような特徴にそって、雄勝石は様々な製品に加工されていきます。


生産状況、雄勝硯の職人さんにもお話を伺う事が出来ました。



現在は復興支援の一環として硯などの製品の注文も増えているそうですが、実際には加工機械が少ないのと、現地に生活できる「場」が無いので生産が追いつかない状況が続いています。


この日は
現状を伺い、雄勝の現状をまず多くの人に発信するシステムを構築するための方法、また生産環境の安定性をどうするかなどが話し合われました。







雄勝石 復興 プロジェクト 

ワンストップサービス仙台センターの取り組みの一つである
雄勝石 復興支援 プロジェクト をご紹介いたします。

 雄勝石とは 石巻市雄勝町や登米市などで算出される 黒色で光沢をおびた石のことで、硯や、屋根材(スレート瓦)、近年では食器(皿)、や花器、クラフト製品などにも加工され、多くの人に親しまれております。

 また硯の歴史はとても古く、口伝では約600年前の室町時代の頃といわれています。
伊達政宗公にも献上され非常に愛されましたとあります。また二代忠宗公もその技巧に感嘆し、硯師を藩のお抱えとし硯を産出する山を「御留山」として採掘を許さなかったほどです。
こうして考えると古くから我々の生活の中に、「雄勝の石」が根付いていたことがわかります。

昨今では、東京駅のリニューアルに屋根の瓦として雄勝や登米の石が使われました。
10月には明治以降のドーム型屋根が復活し、その 屋根を覆うスレート瓦が輝く東京駅が誕生します。

東京駅



このように現在でも宮城県以外の土地で建造物や工芸品として愛されている 雄勝石 の数々。

残念ながら、2011.3.11の大津波により、雄勝町は甚大な被害をこうむりました。
多くの建造物が土台すらなくなるほどに流されました。



勝硯伝統産業会館




 
公民館の上に乗り上げたバス(現在は撤去済み)
 

雄勝石の生産現場もまた大きな被災を受け、機械もながされるなど存続の危機に直面ししたほどでした。しかし、全国の人々からの支援により、現在は何とか石を切断する機械や研磨する機械が1台づつですが、工場にもどり、すこしづつ生産を再開できるようになりました。

昨年は中止されていた採石も4月25日に復活。今年最初の採石として新聞やニュースでも話題になりました。


さて長くなりましたが、
復興大学ワンストップサービス仙台センターでは
雄勝石に関わる復興ビジョン検討委員会を立ち上げ、支援プロジェクトをスタートさせました事をご報告いたします。

東北工業大学、宮城県、石巻市雄勝総合支所、雄勝硯生産販売協同組合と協力し、一日も早い「雄勝石」産業の本格復活をめざし取り組みを進めております。

まだまだ調査や検討段階の事柄も多いですが、
「雄勝石」を通して 
『生活再建の場』~暮らしをつくる・生産をつくる~ をめざして 粛々と進んでまいる所存です。

プロジェクト報告として今後は雄勝町とのかかわりやプロジェクトの進行状況をUPしていきたいと思っております。


(玄昌石(雄勝石)とは・・・地質学的には北上山系登米層古生代上部二畳紀(2・3億年前)に属する黒色硬質粘板岩で、光沢・粒子の均質さが優れ、その特徴は純黒色で圧縮・曲げに強く吸水率が低く、化学的作用や永い年月にも変質しない性質を持っています。)



写真
かつての雄勝町、雄勝石を使用した洋風建築、クラフト製品など























2012年9月11日火曜日

鳴子温泉 熱帯植物園ボランティア支援視察

更新が遅れてしまいましたが、

9月5日、復興大学ワンストップサービス&災害ボランティアステーション合同復興支援活動の
第1回「鳴子旅館施設“熱帯植物園”荷物運びボランティア」が行われました。

我々、ワンストップサービス事務局はボランティアの様子や施設の様子を視察いたしました。

写真は、熱帯植物園のハウスから廃材を運んでいる様子になります。



















ボランティア視察の詳しい内容につきましては、復興大学のワンストップサービスHPに掲載しております。
是非、ご覧下さい。


 



2012年9月10日月曜日

6か月になりました

アエル7階にワンストップサービス仙台センターを設置して6か月になりました。
7名のコーディネーターによる企業訪問を実施しております。
そのニーズ調査をもとに、5名のアドバイザーのご意見いただきながら、
月2回の調整会議を開催し、復旧・復興に向けた方向性の検討や
各種活動を行っております。
これから、発信力を高め、多くの地域や企業の方々に活用いただければ
と考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。


コーディネーター調整会議

2012年9月4日火曜日

本日より、復興大学ワンストップサービスブログを開設いたします。

本日より、復興大学ワンストップサービスブログを開設いたします。

 復興大学は、学都仙台コンソーシアムの構成員が主体となり立案し、宮城県内の大学や行政が一丸となって東北復興に取り組むために設立されました。文部科学省の「大学等における地域復興のためのセンター的機能整備事業」に申請、採択を受け実施しております。

 復興大学の概要としましては、下記の4つの事業からなっており
   1. 復興人財育成教育コース                           (責任校:東北大学)
   2. 教育復興支援                               (責任校:宮城教育大学)
   3. 地域復興支援ワンストップサービス         (責任校:東北工業大学、石巻専修大学)
   4. 災害ボランティアステーション           (責任校:東北学院大学、尚絅学院大学)
 
 学都仙台コンソーシアムのネットワークを生かし、大学の知を結集した復興支援を行います。 
 詳細については、復興大学HPをご覧ください。

 
我々はその中の「地域復興支援 ワンストップサービス」を担っております。
  被災した地域・企業の復興支援実現のためにコーディネーターによる地域巡回を実施し、現状把握、課題の抽出行い、課題解決に向けて大学教員や支援機関とのマッチングを図ります。

活動拠点として、仙台駅と石巻駅の至近距離に事務局を設置しております。

 【仙台センター】 相談受付 平日 10時~17時 
 住所:980-6107 仙台市青葉区中央一丁目3-1 アエル7F 
 TEL:022-716-5020 FAX:022-716-5023

 【石巻センター】 相談受付 平日 10時~16時
 住所:986-8501 石巻市穀町14-1 市役所内 2F
 TEL:0225-24-9605

その他、 地域復興支援ワンストップサービスの詳細はこちらをご覧ください。

今後は、我々の活動業況やプロジェクトの成果報告など随時ご報告したいと思っております。


復興大学ワンストップサービス
仙台センター 事務局