GW期間中の事務所閉鎖のお知らせ

ワンストップサービス仙台センターおよび石巻センターの事務所を下記の期間、閉所いたします。

事務所閉鎖期間の窓口・メール・電話でのお問い合わせは対応できません。
ご迷惑、ご不便をお掛けいたしますが何卒よろしくお願い申し上げます。


【仙台センター　休業期間】

平成26年5月2日（金）～平成26年5月6日（火）

※平成26年4月29日（火）は通常通りの営業となります。
※平成26年5月7日（水）から業務開始いたします。


【石巻センター　休業期間】

平成26年5月3日（土）～平成26年5月7日（水）

※平成26年4月29日（火）は祭日に伴い閉所致します。
※平成26年5月8日（木）から業務開始いたします。

石巻センター長より 新年度に向けてのご挨拶

石巻センター長　　杉田　博

　復興大学石巻センターは、石巻地域の復興に向けて「人」と「組織」のお手伝いをしております。「人」につきましては、被災された方々に健康管理サービスを提供したり、就労や生活の質を高めていただこうとパソコン教室を開催したりしております。また「組織」につきましては、被災企業の経営および技術支援や、防災・観光・まちづくり団体等への情報提供などをしております。

われわれ石巻センターは、石巻の「人」と「組織」が抱えるさまざまな問題に対し、産学官金のあらゆるネットワークを活用して取り組んで参ります。石巻センターの活動にご理解とご協力を賜りますよう、本年度もよろしくお願い申し上げます。

仙台センター長より 新年度に向けてのご挨拶

地域復興支援ワンストップサービス

仙台センター長　佐藤明

地域復興支援ワンストップサービス事業は、被災した地域・企業の復興支援を目的に、これまでコーディネーターによる地域企業への巡回訪問を実施し、現状把握や課題抽出を行い、課題解決に向けた大学教員や支援機関とのマッチングを図ってまいりました。約600件の企業巡回訪問の中から、約150件の地域・企業について具体的な支援を行ったところです。また、中長期課題についてはテーマを絞りプロジェクトチームを設置し、継続的な支援を行っております。

大震災から３年経過しましたが、まだまだ復興には程遠く先が見えない地域もあります。本事業は４年目を迎え、今年度におきましても地域復興に向けた支援活動を職員一丸となって推進する所存です。今後とも皆様のご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

復興大学ワンストップサービス仙台センター Ｈ25年度事業報告会・セミナー開催②

報告会終了後、15：00～セミナーを開催いたしました。
※報告会の記事はこちらです→

セミナーには講師として、2名の方をお招きしご講演頂いております。

はじめに、東京都墨田区に会社（工場）を持つ「深中メッキ工業株式会社」の代表取締役、深田稔さんです。深中メッキ工業はメッキを主体に世界シェア100％の製品や、50％を超える製品をてがける他、F-1エンジンの精密部品や電子部品、医療機器部品等、幅広く表面処理を行っている会社です。また、墨田区の中小企業を牽引する企業の１つとして注目されており、2013年12月には安倍首相が工場を視察に訪れています。

講演では、深田さんが会社を引き継いだ経緯や、倒れかけた会社を立てなおすまでに至った波乱万丈なお話もありました。そんな中で培われてきた人とのつながりや助け合いの精神が、現在の経営理念にも大きく影響されたそうです。若い従業員への通学支援や、技術開発支援を行うことで、最先端の技術を持つ会社へと大きく展望していきました。また東日本大震災後には、復興手当を毎月支給するなどの支援もされています。

続いては、気仙沼にふかひれの加工工場を持つ「株式会社中華・高橋」代表取締役社長、髙橋滉さんです。

「中華・高橋」は創業以来の主力商品であるふかひれを中心に、ふか皮、ふか肉、ふか骨など、他社では加工の難しい部位までも商品化し、長年伝承してきた加工法と、そのノウハウをベースにした高度な技術によって、高品質で多彩な商品を生産しています。

 

講演では、マグロはえ縄船やカツオ船とサメ漁についての関係性やサメ漁には鮮度が命である点、サメ肉も利用価値が高い点、特に気仙沼に揚がるサメ漁は資源面でも管理・配慮がなされているなど、様々な側面より具体的な現場のお話しや、さらには今後の展望として、ふかひれの「気仙沼ブランドを世界ブランドへ」という将来像に至るまで多岐にわたりお話しをしていただきました。

お二人にはお忙しい中、素晴らしいご講演をしていただき誠にありがとうございました。

また、ご来場いただいた皆様にも心より感謝申し上げます。

ワンストップサービスは次年度もさらに努力邁進する所存ですので、今度ともご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

復興大学ワンストップサービス仙台センター Ｈ25年度事業報告会・セミナー開催①

開催日：2014年3月13日（木）13：30～17：00

[事業報告会]　13：30～14：45　　　

[セミナー]　15：00～17：00　　　

開催場所：復興大学　アエル７Ｆ

報告会会場

地域復興支援ワンストップサービス仙台センターの平成25年度事業報告会、地域復興支援セミナーを開催いたしました。

会場には行政や地元企業などの多くの方々にご参集いただきました。



開会の挨拶は復興大学事業代表の宮城光信先生（東北工業大学学長）です。

宮城光信学長からの挨拶

平成25年度事業報告として、仙台センターの事務局からは、

・25年度巡回訪問の活動報告
    (25年4月から26年1月までに、のべ133件の企業・団体・自治体への訪問があり、回数は252回にわたりました)

    ・マッチング（産学連携・産産連携）についての報告
　（具体的な対応件数45件のうち、産学連携は10件、産産連携は11件となっています）

・中長期課題・プロジェクトチームの立ち上げ支援(次年度の活動予定)
   　（技術支援、地域再生・持続可能な社会づくり支援、学生参画型のプロジェクトならびに、次年度へ向けての新たな学生参画型プロジェクトも始まっています）

・外部資金獲得支援
  （2件（ＫＣみやぎ、宮城産業振興機構）の獲得後の支援事例について）

・人材育成の取り組み
  （今年度はインターンの受け入れや、復興未来カフェの開催など新たな取り組みを行いました）

・啓蒙・広報活動について
  （4回の各種展示会への参加、また広報物としてはパネルやパンフレットの作成、ホームページの運営などに力を入れてきました）

・今後の活動について
　 (26年度に向けて、プロジェクト支援強化、人材育成等)

以上を、それぞれ事務局員よりご報告させて頂きました。


次に、3名のコーディネーターの方々からH25年度の活動報告と

26年度に向けた支援についてのお話を頂きました。

産学連携について　高橋コーディネーター

 

グループ補助金について　中里コーディネーター

 

販売支援について　佐藤コーディネーター

また、仙台センターのアドバイザーである東北大学 未来科学技術共同研究センターの長谷川史彦先生より、コーディネーターの巡回訪問の成果について、少しずつではありますが着実に実を成しており、さらに地域・企業の再生、発展に向けての今後の取り組み方についてなど、次年度へつながるお話も頂いております。

最後に、当センター長の今西肇教授より挨拶があり、閉会となりました。





長谷川史彦　アドバイザー

閉会の挨拶　今西センター長

現在、詳細として昨年度に引き続き25年度の報告書を作成しております。

（報告書の閲覧をご希望の方は事務局までお問い合わせください）

※引き続きセミナーについて、次の記事に掲載しています→

「みやぎ水産加工品 復興フェア」 のご案内

 塩釜市団地水産加工業協同組合様から、イベントのご案内を
いただきましたので、ご案内申し上げます。

「みやぎ水産加工品　復興フェア」
開催日：３月２１日（金）～２７日（木）
営業時間：１０：００～１９：００（木曜・日曜　１８：００まで）
場所：クリスロード商店街
　　　 食材王国みやぎ　地産地消市場（仙台縁日　内）

お問合せ：宮城県農林水産部水産業振興課
　　　　　　 ＴＥＬ：022-211-2931　ＦＡＸ：022-211-2939

 
震災後、3年ぶりに県内4地区(塩竈、石巻、女川、気仙沼)の宮城県水産加工
品品評会が行われ、、農林水産大臣賞他20品目の新商品が受賞されました。
  今回、クリスロード商店街みやぎ地産地消市場に於いて
受賞品目も含め、上記4地区62品目の水産加工品の販促会が開催されます。

復興大学ワンストップサービス 石巻センター・仙台センター 報告会・セミナー開催のお知らせ

この度、両センターでは、地域復興支援ワンストップサービス事業報告会・セミナーを
それぞれ開催致します。ご多忙とは存じますが、是非ご参加いただきますよう
ご案内申し上げます。

【石巻センター】
○日　時　平成26年3月12日（水）10：00～12：00

　●事業報告会　10：00～10：30
　　・平成25年度事業報告
　　・平成26年度事業計画

　●セミナー　10：30～12：00
　　-講師-
　　・水野　基樹　氏（順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツマネジメント学科准教授）
　　・芳地　康幸　氏（順天堂大学スポーツ健康科学研究科博士課程。東洋学園大学非常勤講師）

○開催場所　石巻専修大学　本館3階　会議室3　[宮城県石巻市南境新水戸1]
　
　　　　　　　　mail：ship.onestop@fukkou-daigaku.jp

【仙台センター】
○日　時　平成26年3月13日（木）13：30～17：00

　●事業報告会　13：30～14：45
　　・平成25年度事業報告
　　・平成26年度事業計画

　●セミナー　15：00～17：00
　　-講師-
　　・深田　稔　氏（深中メッキ工業株式会社　代表取締役）
　　・髙橋　滉　氏（株式会社　中華・高橋　代表取締役社長）　　

○開催場所　復興大学　[仙台市青葉区中央一丁目3-1　アエル7F]
　　　　　　　mail：onestop-info@fukkou-daigaku.jp　


お申込みはこちらからご確認ください。

第2回復興未来カフェを開催いたしました

2月24日（月）17：00～

第2回復興未来カフェを開催いたしました。

第2回目は「環境政策と復興」をテーマに

2名のゲストスピーカーをお呼びいたしました。

1人目は仙台市環境局の佐藤陽子氏

講話内容「3.11からの行政の取組み　仙台市環境局による復興の一つのカタチ

～環境とともに暮らす　そして未来のために～」

行政・公務員のイメージや多岐にわたる仙台市の業務について

普段なかなか聞くことができないお話をしていただきました。

震災時の仙台市役所としての取り組みの紹介や、環境局が主導の政策から啓発活動

アイドルを起用した若い層をターゲットにしたエコの取組みとその情報発信ツール、「たまきさん」というブログの紹介など、

復旧・復興や、今後の環境問題についてわかりやすくお話をいただきました。

また、「仙台方式」と言われるガレキ処理のお話についても詳しく伺うことができました。

たまきさんブログ ：https://www.tamaki3.jp/

2人目は株式会社ユーメディアの武田篤彦氏

講話内容「風化の風除けとして～宮城県震災復興応援ブログ　ココロプレスの840日～」

ユーメディアでは仙台市環境局のブログ　「たまきさん」の製作を担当されており、

「たまきさん」や、ユーメディアが委託して行っている復興事業　「ココロプレス」ブログでは1人称でブログを作成することを一番に考えた身近な感覚を持ってブログを発信するなど、震災を何としても風化させないような取り組みをご紹介いただきました。

今回のカフェ当日に、ココロプレスを始めて840日になったそうです。

 ココロプレス：http://kokoropress.blogspot.jp/

1回目と比べ、一般の方の参加も多く、

環境について熱く討論が展開される場面もありました。

参加した学生の皆さんには、次に進むキッカケや「環境・復興について、新たな発見が得られたカフェになったのではないかと

感じています。

東北工業大学HPにも復興未来カフェのレポートが掲載されています。
是非、ご連絡ください。

 

次回の開催につきましては、

復興大学ＨＰ・ワンストップサービスブログ・Ｆａｃｅｂｏｏｋでご案内をさせて頂きます。

それでは、またのお越しをお待ちしております。