2013年12月27日金曜日

復興大学地域復興支援シンポジウム報告

11月14日(木)開催いたしました、
復興大学 地域復興支援シンポジウム報告を
ワンストップサービス事業HPに掲載をしております。
是非、ご覧ください。

シンポジウムHPの報告はこちら

「雄勝石産業の復活を核とした産業とくらしの再生」プロジェクトホームページ公開いたしました。

復興大学ワンストップサービス 支援プロジェクトの1つ、
雄勝石産業の復活を核とした産業と暮らしの再生」プロジェクトのHPが完成し、本日公開いたしました。
活動報告ブログなど随時お伝えしていきます。
是非、ご覧ください。

http://ogatsu-ishinowa.jp/

2013年12月5日木曜日

第1回「復興未来カフェ」が行われました!



11月25日(月)に第1回「復興未来カフェ」がアエル7階の復興大学講義室にて開催されました。

今回行われたイベントは、当 復興大学ワンストップサービス仙台センターが主催で行った初の試みで、復興支援に尽力している企業人をお招きし、参集の皆さまと交流・懇談の場を通じて、復興を担っていただく未来の人材を育むことを目的に開店しています。

“カフェ”ということで、コーヒーやお茶を飲みながら企業の方々のお話を聞き、就職前の学生たちが「社会人ってなに?」「社会人ってどんな役割があるの?」「企業に入るとなにをするの?」「仕事ってなに?」などの疑問を直接伺える貴重な機会となりました。

当日は学生さんや社会人の方など、約20名ほどの参加がありました。



















第1回のゲストスピーカーとしてお招きしたのは、株式会社NTTドコモの「東北復興新生支援室」でご活躍されている馬場 勝己さんと佐々木 亮さんのお二方です。

「東北復興新生支援室」は、東日本大震災が起きた年に、被災地域の復興活動に迅速に貢献できる事業運営体制を構築するため、社長直下の部署として設立されました。



馬場 勝己さん
佐々木 亮さん


















馬場さんは宮城県で育ち、現在は東京在住です。学生時代の楽しみや活動は、自分にとって興味のあることが中心でしたが、社会人になってからは誰かのために貢献することで充足感を感じるようになったそうです。現在は“つないで人をしあわせにする”ことを軸に活躍されています。


佐々木さんは大阪出身で、現在は東北復興新生支援室で福島を担当されています。過去には阪神淡路大震災を経験され、その震災時にドコモの携帯が唯一つながりました。その際、佐々木さんのおばあさんに「亮の仕事はすごいね」と言われたことが現在の仕事の軸となっているそうです。











ドコモの活動紹介のなかでは、タブレットを使ったコミュニティの再構築や太陽光を使用した海沿いの監視カメラ設置など、モバイルを使ったソリューションの紹介がありました。
現在は同じような目的を持ったNPO団体と協力して活動しているそうです。

お年寄りにタブレットを活用してもらう取り組みでは、はじめはまったく使い方もわからなかったお年寄りも、フェイスtoフェイスで教えることにより、現在は約半数ほどの使用率になったそうです。タブレットは地元のコミュニティFMなどを聴く際に活用されているとのことです。

その他にも、被災地の間伐材でつくる木製のスマートフォンホルダーや、ツアーでのタブレット導入などの紹介もありました。
































お話のなかには、企業としての本音も聞くことができました。

支援していくなかで、企業の立場としてはボランティア的な無償の支援活動を継続していくのは難しく、将来的には社会的課題を企業の課題として取り上げ、収益を上げることによって、(その収益を)地域社会にも経済的に還元できるシステムにしていかなくてはならない、まだまだこれからだとおっしゃっていました。

また、ドコモは作業を効率化させることを得意としたIT企業です。しかし被災地で支援していくなかでは、効率化だけではどうにもならない現状があり、そこにジレンマが生まれているようです。


















参加者からは「社会人として、仕事にやりがいを感じるのはどんなときか?」「これからボランティア活動をしていくうえで、企業を利用するためには?」などのさまざまな質問にも、これまでの経験や立場を通して、丁寧に、時に笑いを交えてご回答くださいました。

















あっという間の1時間半でしたが、たいへん充実した内容となりました。
参加者の皆さまからも次回開催を望む声があり、うれしい限りです。

ゲストスピーカーとしてお越しいただいた馬場さん、佐々木さん、
そして参加してくださった皆さま、どうもありがとうございました。

第2回「復興未来カフェ」は来年2月開催を予定しています。
皆さまのご来店をお待ちしております!




2013年12月2日月曜日

伊達な節電所キャンペーン【冬の陣】のお知らせ

仙台市 環境局 環境都市推進課よりキャンペーンのお知らせがございましたので、
ご案内いたします。

伊達な節電所キャンペーン【冬の陣】
2013年12月1日(日)~2014年3月7日(金)

このキャンペーンは、毎月電力会社から届く「電力量のお知らせ」の画像を投稿していただくことで、昨年同時期に比べて削減した電力量を仮想の「節電所」に 蓄積し、市民の皆さんの節電量を「見える」ようにするものです。投稿いただいた方には、抽選でプレゼントを差し上げます。

詳細は下記のURLからご覧ください。
http://www.tamaki3.jp/


2013年11月26日火曜日

㈱東北イノアック 若柳工場 見学



㈱東北イノアック様から、産学連携で防災・減災等の新商品開発を行えないかと、当センターにご相談を頂きました。
東北工業大学 クリエイティブデザイン学科 坂手勇次教授に相談しましたところ、学生を交えた産学連携講義という形でご協力いただくことになりました。
今回はその一環として、11月25日(月)に東北工業大学ライフデザイン学部クリエイティブデザイン学科の学生約70名が、㈱東北イノアック若柳工場の見学を行いました。



若柳工場

若柳工場では、自動車関連部品・OA機器内部部品・タイヤ(自転車用)・発砲品(ウレタン等)を製造しています。今回はその中でウレタンの製造ラインを見学させていただきました。

ウレタン製品の製造ラインを見学



普段見ることのできない、工場の製造ラインやウレタンの製造実演を見学をしました。

発砲ウレタン生成 実演


今回の工場見学は、これから新たな製品を製造する「ものつくり」を主とした学科の学生にとって、どのように製品が作られているかを知ることは、とても貴重な体験となったことと思います。

この産学連携講義は来年1月まで続き、工場見学や既存商品などから得た情報を元に、新商品アイデアのプレゼンを学生が行います。
東北イノアックさんの目に留まれば、商品化まで進むものも現れるかもしれません。
学生視点での商品アイデアから、新しい商品開発への糸口となる提案が数多くでること、楽しみにしております。


今後も進捗があり次第、報告させていただきます。


記:事務局スタッフ

2013年11月18日月曜日

ワンストップサービス仙台センター主催 『第1回 復興未来カフェ』開催のご案内


1125日(月)1700~ アエルの復興大学講義室にて
ワンストップサービス仙台センター主催の『復興未来カフェ』の第1回目が開催となります。
『復興未来カフェ』とは・・・復興支援に尽力している企業人をお招きし、お集まりの皆さまと交流・懇談の場を通じて、復興を担っていただく未来の人材を育むことを目的としております。学生、若手社員、復興に尽力されている方々大歓迎です。

主催:復興大学 地域復興支援ワンストップサービス仙台センター
講師:株式会社NTTドコモ
馬場 勝己 氏(東北復興新生支援室)
   佐々木 亮 氏(東北復興新生支援室福島担当)
講話テーマ:「復興現場をかけめぐった28ヶ月」
‐復興と企業の役割‐(大手通信会社として) 
‐若手社員は何をすべきか‐(一社会人として) 

日時:平成251125日(月)17001830
場所:アエル7F 復興大学講義室
定員:20名(先着)
参加費:無料
応募方法:氏名・所属・電話番号・メールアドレス・参加の旨を記載の上、下記アドレスまでメールしてください(電話連絡可)onestop-info@fukkou-daigaku.jp

※講師との対談・ディスカッション形式を予定しており、
「復興でどういうところを担ったのか」「3.11からふり返り何を感じ、何を目指すか」や
 学生へむけて「社会人とはなにか」などのお話をしていただく予定です。
また、会場ではお茶などを用意しております。
※イベントの様子は写真撮影いたします。当事業の紹介等に写真を利用させていただくこともありますので、あらかじめご了承ください。

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お問い合わせ[主催]
復興大学地域復興支援ワンストップサービス仙台センター(担当:千田・中野)
TEL.022-716-5020  FAX.022-716-5023   E-mail.onestop-info@fukkou-daigaku.jp

【シンポジウム】復興大学 地域復興支援シンポジウム 「再生から発展にむけて」 ご参加・ご支援 御礼

 平成251114日(木)復興大学地域復興支援ワンストップサービス 仙台センター主催『復興大学地域復興支援シンポジウム「再生から発展に向けて」』へご来場・ご支援いただき、誠にありがとうございました。心より厚く御礼申し上げます。
 震災から28ヶ 月が経過し、多様な課題が数多く出てきております。被災により生じた課題は勿論、被災前からの課題が如実に表れたものもあります。このような中で、今回は 再生から発展に向けての具体的活動や今後の方向性を学びました。我々にとっても前に進む希望が見えたシンポジウムとなりました。
 今回のシンポジウムが、地域や企業の復興そして、再生から発展に向けての一助になれば幸いです。引き続き、より一層のご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 最後に、基調講演 東北大学大学院環境科学研究科 教授 石田秀輝先生からのお言葉を記したいと思います。

『震災という制約のおかげで、震災前の課題が鮮明になり、やるべき答えを見つけているということが本日、ディスカッションを行った皆さんの共通の概念だと感じ ました。制約の中でソリューションを見つけ出すバックキャストの考え方をお話した中で、皆さんが「実の解」を作られている事実に感動し、夢を頂きまし た。』
                                    復興大学 地域復興支援シンポジウム主催事務局


2013年10月31日木曜日

シンポジウム開催のご案内 

 

復興大学 地域復興支援シンポジウム 

再生から発展にむけて~




日頃より、復興大学地域復興支援の活動にご支援ご協力を頂き、誠にありがとうございます。

この度、11月14日(木)復興大学地域復興支援ワンストップサービス仙台センター主催の
シンポジウムを開催いたします。
本シンポジウムでは、復興がよりよい未来の礎となるために、地域再生・産業再生への
新たな視点や取り組みをご紹介しながら、「発展的な再生」へむけたディスカッションを行います。
基調講演には、東北大学大学院環境科学研究科 教授の石田秀輝氏をはじめ、
 
ワンストップサービスの活動につきまして、東北工業大学の小出英夫 教授、菊地良覺 教授
パネルディスカッションでは、被災をされながらも復興に向けて取り組みを行っている企業の方々を
パネリストに迎えております。
ご多忙とは存じますが、是非ご出席いただきますようご案内申しあげます。

詳しい内容につきましては、こちらからご確認ください。

2013年10月21日月曜日

せんだいE-Action2013-スマートハウス見学会 『伊達武将隊と3Eな暮らしを体験しよう!』を開催のお知らせ

仙台市 環境局 環境部 環境都市推進課からイベント開催のお知らせがございましたので
ご案内をさせて頂きます。

せんだいE-Action2013- 

スマートハウス見学会

『伊達武将隊と3Eな暮らしを体験しよう!』を開催します。

 暮らすことで「省エネ・創エネ・蓄エネ=3E(スリーイー)」が
無理なくお得に実現できる最新スマートハウスを体感してみませんか?

 田子西エコモデルタウンに建設された北洲ハウジングのスマートハウスを用い、
3E設備や停電時(災害時)の電気の流れ、電気自動車からの給電などをご紹介します

 ぜひこの機会に、伊達武将隊と一緒に3Eな暮らしを実感し、
未来の暮らしを感じてみませんか?


日 時 1026日(土)午後2時~3時30
会 場 田子西スマートヴィレッジ
主 催  せんだいE-ction2013実行委員会
出 演 伊達武将隊(伊達政宗、伊達成実、くの一秦)
説 明 (一社)仙台グリーン・コミュニティ推進協議会、㈱北洲 ほか

詳細につきましては、下記のURLからご確認ください。

http://www.city.sendai.jp/report/2013/1210693_1415.html




                  お問い合せ先 
                 仙台市 環境局 環境都市推進課
                 【電話】2140007
 

2013年10月2日水曜日

「まっくる」の取材に同行しました!

『まっくる~ひととまちをつなぐ 地下鉄東西線まちづくり情報誌』の企画にて、
東北工業大学の学生さんに同行し、八木山の住宅地や隠れた名店・名所を
歩いてまわりました。

おからをそのまま使ったお豆腐屋さんや、仙台牛を扱ったお肉屋さん、老舗
の和菓子屋さんなど、八木山には隠れた名店がたくさんあるようです!



そして下の写真は八木山動物公園から眺め。1週間前には街並みや海が見
えていた風景もあっという間に変わり、地下鉄東西線の工事が着々と進んで
いるのがわかります。
















地下鉄開業予定の2年後には、いったい八木山はどのように変わっているの
でしょうか?楽しみですね。

2013年7月31日水曜日

夏季休業による事務所閉鎖・受付対応時間変更のお知らせ

夏季休業に伴い、ワンストップサービス事務所を下記期間、閉鎖いたします。
また、石巻センターでは下記期間の受付対応時間が変更となります。
事務所閉鎖期間の窓口・メール・電話での問い合わせに対応できません。
ご迷惑、ご不便をお掛けいたしますが何卒よろしくお願い申し上げます。

【夏季休業期間】
8月12日(月)~16日(金)
*土日は平常通り、お休みとさせていただきます。
*8月19日から、営業を致します。

【石巻センター受付対応時間 変更期間】
8月19日(月)~9月3日(火) 10:00~15:00
*仙台センターは平常通り 10:00~17:00まで営業しております。

2013年6月7日金曜日

2013宮城ふるさとBOOKにて復興大学の取り組みが紹介されました!

宮城ふるさとBOOKは「新生みやぎの未来地図」をキャッチフレーズに、宮城県震災復興計画と県内35市町村の震災復興計画、主要事業をまとめて掲載しています。

2013年版

今回、復興を支援する組織や団体をインタビューし活動内容や取り組みを紹介する「ふるさと復興インタビュー」に、復興大学が取り上げられました。



記事には復興大学の各4事業の紹介や、地域復興支援ワンストップサービスの取り組みなどが掲載されています。
 
「2013宮城ふるさとBOOK」は各書店にて販売中です。ご興味のある方はお近くの書店まで。

2013年5月29日水曜日

せんだい環境ユースカレッジのお知らせ

仙台市環境局が主催する、せんだい環境ユースカレッジのお知せが届きましたのでお知らせいたします。

若い世代の方を対象に、環境に関する事柄が学べたり、体験活動や環境イベントへの参加ができる「せんだい環境ユースカレッジ」を開講します!!
【活動期間 6/20(木)~12月※予定※】
人とのつながりを広げる、キャリアアップのステップにする…など、この活動を利用して
可能性を広げてみませんか?
同世代の仲間と一緒に学び、体験を分かち合えるような場をともに作っていきましょう!
今年度の受講生募集についての詳細はホームページをご覧ください。
http://www.feel-sendai.jp/college/college.html

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♦お申込み・お問い合わせ先:FEEL Sendai(杜の都の市民環境教育・学習推進会議)
〒980-0811 仙台市青葉区一番町4-7-17小田急仙台ビル9F(仙台市環境都市推進課)
[TEL] 022-214-0007  [FAX] 022-214-0580
[E-mail] feel_sendai@city/sendai.jp
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【関連サイト】
◎仙台市環境Webサイト「たまきさん」
◎仙台E-Action!

2013年5月2日木曜日

雄勝町のコミュニティセンターオールリンクハウス竣工式の取材に行ってきました!


 
 
2013年4月14日(日)
雄勝町の旧雄勝総合支所前に作られた、新しいコミュニティセンターである、
“オーリンクハウス”の竣工式が行われました。
 
雄勝町は町のメインストリートのほとんど全てを大津波によって失い、
現在もまだまだ復旧活動が続けられています。



更地が続くメインストリート(2013.4.14.撮影)



 


 







 
 
 
 

しかし、少しずつではありますが、

住民の方々とコミュニティをつなぐ動きが形になってきているのを感じます。



雄勝のメインストリート、海沿いは更地です(2013.4.14撮影)



 
 






 

 

 





雄勝硯伝統産業会館周り(2013.4.14.撮影)

















 
 
 
オーリンクハウスの竣工式では、
雄勝のお母さん達の集まりである“雄勝スターズ”の料理が用意され、
創作料理から、地元ならではの料理やお刺身まで
和洋中のすばらしい料理の数々が並び、招待客の皆様に振る舞われました。



竣工式の様子 

 








 ホタテ、わかめ、メカブ、魚介、をふんだんに使ったとても美味しい料理に、皆が感動しました!

雄勝スターズのお母さんたちも料理を振る舞うのは、初めての試みだったとの事です。
これから、少しずつ、料理を通じて雄勝の魅力発信を行いたいというお話をされていました。

雄勝が元気に歩みを進めている事を実感させる一日となりました。



メカブ料理




 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 


獅子舞と太鼓演奏の様子






















オープニングライブイベントでは、
太鼓の演奏やお囃子が披露され
獅子舞も舞いました!

 

4月末から5月の連休にかけて、雄勝地区ではあちこちの浜で「春のお祭り」が開催され、御神輿や法印神楽も奉納されます。町ににぎやかな笑い声が響き渡る事だと思います。

 

オーリンクハウスについての情報はこちらから。

*雄勝まちづくり協会http://www.o-link.org)。

カフェや常設の展示すスペース、会議室なども用意されています。

雄勝に、あたらしい憩いの場ができ、今後の雄勝の復興への役割を大いに果たすことになるかと
思います。